Carillon、それは世界最大の鍵盤楽器にして世界遺産。

カリヨンの日

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カリヨンの日 Dag van de beiaard

2010年6月19日土曜日午後2時(欧州中央時間)、
ベルギー、オランダ、フランス北部のカリヨンで、それぞれのカリヨンの専任奏者(複数カリヨンを兼任している奏者の場合は、副奏者もしくは客演奏者に適宜依頼)が、同時に、同じ曲を、演奏します
画像の説明

なぜこの地域で?

1510年、カリヨンが登場した頃(詳しくは1510年の典拠を参照)、この地域一帯は「低地地方(Nederlanden)」と呼ばれる、当時の「経済先進地域」でした。

時を告げる、という機能だけで考えれば、鐘は一つでもあれば十分で、それがメロディを奏でる必要もなければ、人の手による演奏でなくても良かったのです。

しかし、多くの豊かな町々で鐘が複数作られ、その管理や演奏を行う「専門家」の存在があったことが、この地域の公文書に残されています(前掲1510年の典拠豊かさの象徴と「鍵盤楽器」化等を参照)。

もちろん、このイベントはこの地域のみに限定されるべき性質のものではありません。これ以外の地域のカリヨン奏者ギルド等にも、参加を呼びかけています。


カリヨン500記念 新曲情報

カリヨン500のために作曲された、Geert D'hollanderの新曲、Bell Canto(ベル・カント)の楽譜が発表されています

Geert D'hollander

作曲者からのメッセージ

ベルカントとは、《美しい歌》の意味で、主に声楽で使われる用語です。通常はBel Cantoと綴ります(リンクはWikipediaによる説明です)。

カリヨンの鐘、つまりベル(Bell)に引っかけて、「鐘の歌う美しい歌」の意味を持たせているわけです。

2010年6月19日の《カリヨンの日》に、世界中のカリヨンで一斉にこの曲が演奏される、という特別な意味もあります。

《楽器としてのカリヨン》発祥の地であるベルギー、オランダ、フランス北部の、それぞれの地域にある「カリヨン」または「鐘」にちなんだ民謡を基に、ロンド風の形式で「旅をするカリヨン」をイメージしています。副題にオランダ語で「ラヴェル風ワルツ」と入れていますので、大体の雰囲気はお分かりいただけるのではないでしょうか。

カリヨンには、鍵盤とペダルの配置が異なる4オクターブのものと3オクターブのものがあります。

カリヨン500の一年間を通じ、なるべくたくさんの世界中の《楽器》やイベントで楽しんでもらえるように、上記二種類の他、次のようなバリエーションを用意しました。

*各リンクはpdfファイルに直接リンクしています。クリックするとダウンロードが開始されます。

また、ハンドベル・バージョン作成のリクエストを受けているのですが、ハンドベルの奏法を良く分かっていないこともあり、模索中です。それも中々楽しそうなので、実現させたいと思っています。

とにかく、楽しい曲に仕上げましたので、より多くの皆さんに喜んでもらえると思います。

(以上、作曲者談)


その他のスコア

この他にも、オランダの作曲家Marcel Siebels作曲による、カリヨン+ブラスバンド(トランペット3,トロンボーン1)の《カリヨン500》ファンファーレ(Fanfare 500:スコアトランペット部パート譜)、

フランスのカリヨン奏者であるFrancis Crepinの《500年ファンタジー(Fantaisie des 500Fantaisie des 500)》も、こちらのページから、一覧・ダウンロード可能です。


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